4月を迎えました。ご一同様には、進級・卒園・入園等々、慌しい日々をお過ごしの事と思います。 保育士一同も、年長さんたちをそれぞれの小学校に送り出し、また新しい気持ちで新入園児を迎え入れ、一生懸命日々の保育に取り組んでいます。どうぞこの年も、保護者の皆さまと"一つ心"になって、素晴らしい日々を送らせて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。
さて今月号より、『理事長のちょっと一言!!』を、お届けさせて頂く事になりました。どうぞよろしくお付き合いの程、お願い致します。
実は私、平成20年7月から、本社会福祉法人『愛善信光会』の、理事長職をお受けしました。 長年"大本本部"で勤めて来た、出口眞人〔でぐちまさと〕です。住まいは、中矢田町で、妻と娘と三人暮らし...。この正月には初孫に恵まれ、爺バカぶりを発揮している、還暦3歳経過のアマミンチュ〔奄美生〕です。
ほぼ毎日登園し、天真爛漫な天使たちの笑顔や歓声に包まれる自分を、実に有難い、今どき本当に恵まれた果報者だと痛感しています。
昨年12月15日号の、「くすのき瓦版」にも紹介させて頂きましたが、「亀岡保育園」の歴史等を振り返り、まずはご紹介させて頂きたいと思います。
本園はその創立時、地域の方々の格別なご理解ご協力、またご援助でスタート出来ました。 またこの時世に改めて、地域の方々や保護者の皆さまのご協力を賜りつつ歩ませて頂きたいと、職員一同、念願致しております。
本園は、昭和24年、農繁期の子どもたちを一時預かりする"託児所"的目的を持ってスタートしました。大本の『婦人会』組織と、『亀岡町婦人会』、そして戦争未亡人の集いであった『睦会〔むつみかい〕』の三者が、その設立に大きく寄与されたのです。
昭和25年には、大本婦人会が全国の信徒会員に呼びかけ、立派な園舎を建設して下さいました。 そして翌年には、社会福祉法人の手続きをすまし、亀岡で最も早い正式な「保育園」として創立したのです。
その卒園生は、今日までに 8400人余を数え、亀岡市内外の各界で大いに活躍されておられます。祖父母から父母へ、また孫へと、三世代にわたって本園の卒園生と言う方も、沢山いらっしゃり、まさに地域に根ざした地域と共に歩む「亀岡保育園」です。
近年、核家族化であるとか、少子化傾向にあるとか良く言われます。
そんな中で、子育てに不安を持ったり、未熟さを痛感する保護者も、いないとはいえません。
テレビや新聞報道では、近年思いもよらぬ、非人道的な事件事故も頻発しています。その要因は一概に言えませんが、少なくとも『三つ子の魂100まで』と言われるように、幼少年期の躾や生い立ちが、大きく左右するとも言えましょう。
そんな時世だけに、本園ではいつも草創の心に帰り、地域と共に、町と共に、更なる前進を... と強く強く願うものです。 どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。
・・・と、こんな感じで、これから月一回発行される、「亀岡保育園〇月のえんだより」に、その折々の気づきや思いを、気さくに書かせて頂きたいと思います。
どうぞ感想やご質問ご意見等も、また気さくにお届け頂けたら有難く思います。よろしくお願い申し上げます。
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