理事長のちょっと一言〔21年6月号園だよりから〕

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保護者の皆さま、こんにちは!! 日々ご苦労さまです。

 

新緑の美しい季節を迎えました。 気温も、真夏日のような日もあれば、また朝晩は、アレッ? と思うほど冷え込む日もありますし、チト不安定ですネェ。 お子さま方の健康管理に、一層のお心配りを...と、 お願いするものです。

 

それにしても、この度の『新型インフルエンザ』...。 当初予想された、「鳥インフルエンザ」とは違って、"弱毒性"みたいだ... とは言われますが、その感染力はすさまじいものですネェ。

先月16日に、渡航歴のない高校生に『新型インフルエンザ』の感染が確認されてから、あれよあれよと言う間に、兵庫・大阪・関東、そして滋賀や京都でも、特に若い方を中心に感染者が確認され、その猛威は衰える兆しさえ見えません。何とか、「大難を小難に、小難を無難に...」と、お祈りさせて頂きたいと思います。

京都府や亀岡市からも、その度に、新しい情報が本園にも寄せられています。当保育園としても、出来るだけ感染者が出ぬよう最善の努力をさせて頂かねば...と思っていますが、こればかりは、目に見えない存在ですし、また、どんなところから感染するか予想だも出来ません。 どうぞこの時期、出来るだけ人込みの多い処をさけ、またマスクの着用や、帰宅後は、ウガイや手洗いをマメにしっかりして頂くなど、自己防衛に万全の策で臨んで頂きたく、お願い申し上げます。

 

さてこの5月から『食育』の一環として、お昼ごはんの前に「三首のお歌」を唱えて、食べ物に感謝しながら頂こう!!と実行しています。

その「三首のお歌」は、この亀岡保育園の創設に、最も影響を与えて下さった、出口すみ子大本二代教主のお歌で

『天の恩 土の恵みに生まれたる 菜の葉一枚無駄に捨てまじ

一粒の 米の中にも三体の 神います事を夢な忘れそ

火のご恩 水のお恵み土の恩 これが天地の神のみ姿』...と言うお歌です。

そして、このお歌を唱和する前に、『ぼくたち私たちは、好き嫌いなく、残さず食べます...』と唱和しています。

アフリカや、中央・南アジア、南米等の飢餓に苦しむ難民キャンプ場の子どもたちの写真等をみながら、21世紀の今日にあってなお、食べるものがなくて飢餓に苦しむ、同年齢の子どもたちの現状を知り、食事・食べ物の有難さ、また日本と言う素晴らしい国に生まれ・育つ事の出来る尊さを、皆で学ぶことが出来たらナァとの願いをこめて...。

とりあえずは、年長組さんから...と思って始めていますが、いずれは全園児たちが、好き嫌いなく残すことのないよう、食べ物の有難さをしっかり身につけて頂ければと、強くつよく念願しているところです。

ご家庭でも話題になるやも知れませんが、どうぞ趣旨ご理解の上、よろしくご協力方お願い申し上げます。

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