保護者の皆さま、新年明けましておめでとうございます。平成28年 丙申〔ひのえ さる〕の初春をご家族お揃いで清々しくお迎えの事と拝察申し上げます。どうぞこの年も、当園に対しまして宜しきご理解・ご協力、またご交誼方賜りますようお願い申し上げます。
さて丙申年はどんな年かな? と調べてみますと・・・
丙は一年で言うと7月、一日で言うと午後3〜5時頃を言い、申の文字は「樹木の果実が熟して固まっていく様子」を表しているのだと。
動物の猿は、樹上を飛び回り活発な印象を持つ、愛らしい動物・・・。申歳の人は「陽」の属性を持ち、明るく人付き合いが得意で、活発と言う特徴がある。だから、困っている人・悩んでいる人を助けたり、盛り上げるのが大好き!!その人がいると場が明るくなる・・・と、そんな行動力溢れる人が申歳生まれの人たちなんだと。
諺には、「犬猿の仲」とか「猿も木から落ちる」など、非常に仲の悪い事の例えや、その道の達人でも失敗する事があるんだよと、戒めの言葉もありますが、「見ざる聞かざる言わざる」のように、自分に都合の悪い事や相手の欠点を批判するために、見たり聞いたり言ったりしがちだが、それはしない方が良いですよと言う戒めの言葉・・・。また「百匹目のサル現象」のように、ある行動・考え等が、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播すると言う、いわゆるシンクロニシティに似た現象を言う場合もあります。
私もよく園児たちにも紹介するのですが、『喜べば 喜び事が喜んで 喜び連れて 喜びに来る』と言う古歌があります。ご存知でしたか? なんとも素敵な状況を言い現している古歌ですよネ。
感謝をすれば、その感謝の気持ちがさらに高まり良い結果が出る。逆に、悲しんだり恨み心があれば、さらに悲しみや恨み事が重なり、良い結果を得る事が出来ない。そんな風にも言えましょう。
お猿さんのように、愛嬌を振りまきながら明るく活発な日常生活に心掛け、何事に対しても喜びを持って受け止める事が出来るような、そんな日々を、皆さまと一緒に創り上げていけたらと念願致します。
当園は本年 創立66周年を迎えます。新しい企画も計画されており、近いうちに皆さま方にもご報告出来ると思います。この年が、保護者の皆さまや在園児にとって、素晴らしい日々となりますよう心から祈念申し上げつつ、年頭のご挨拶と致します。どうぞよろしくお願い申し上げます。〔 5日発行『1月の園だより』から・・・〕
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