新年明けましておめでとうございます。丁酉(ひのととり・ていゆう)の新春を、ご家族お揃いで清々しくお迎えになられた事でしょう。どうぞこの年も亀岡保育園の諸行事等々、宜しきご理解またご協力方、お願い申し上げます。
さて、60年に1度巡って来る「ひのと とりの年」・・・。その丁酉の年について若干調べてみますと・・・。
火の性質を持つ「丁〔ひのと〕」と、金の性質を持つ「酉〔とり〕」との組み合わせの年で、火が金を溶かしてしまう、謂わば「相克〔そうこく〕」と言われる組み合わせで、どちらかと言うと順調ではないことを意味するようです。
「丁」の由来は"順調で実力もありまだまだ伸び盛りの状態"。一方「酉」は"果実が極限まで熟した状態"を言う。そんな相反する状態を顕す事から、頭ではもっと前に進みたいと思っていても、中々身体がついていけないとか、何かを決定するのでも、熟考したり相談したり慎重に決めるのが良いかも・・・と。
一方では、火が金を溶かすように、相手に打ち勝つと言う見方も・・・。競争相手に打ち勝ち、今まで行って来た仕事やチャレンジして来た事の成果が実を結び、転換期を迎える年になる・・・とも。
酉の付く年月日は、「酉の市」として盛んに行われるなど、商売繁盛に繋がると考えられて来ました。運気もお客さんも取り込むんだと・・・。商売人のみならず、運気や有効な情報を沢山取り入れ、私たち一人ひとりにとっても、実りのある有益な一年としたいものです。
そんな『丁酉の年』、当園は創立67周年を迎えます。ご案内の通り、かねてからの念願であった分園造営も、この3月末に園舎建築を完成させ、4月から乳児を主な対象として養育を始める予定です。
この年も、保護者の皆さま又在園児たちにとって、素晴らしい日々を重ねる事が出来ますよう、職員一同気を引き締めて日々の業務に取り組ませて頂きたいと思います。
この1月は、消防出初め式〔幼年消防隊参加・年長組〕や、全園児総出演の「音楽発表会」等が続きます。この年も拙い文章ですが「理事長のちょっとひとこと」を執筆させて頂きます。ホームページの「日常所感」共々、どうぞよろしくお願い申し上げます。〔出口眞人記〕
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