タイ人のお坊さま・・・。
近畿大学で若い頃学ばれ、日本とタイ國との架け橋となって
商社勤めをされ、一応の成功を納めたプラ・チャーンチャイ
さん・・・。35歳で出家をなされたのだと。
どんな動機だったのですか? と伺うと、"人間は、肉体と精神
〔霊性〕で成り立っているが、肉体的には限りがある。でも
精神〔霊性〕の崇高さは無限で、天帝にも近づける。親の薦め
もあったからだが、古代からタイ國に伝わるタイ仏教を極め・
拡めようと、人生の方向転換をしたのだと・・・。
園児たちにも、"みんなは、しっかりお勉強をして、家庭や
地域・日本の平和は勿論だが、世界中が平和な国になる
ようにと、視野を大きく持って頑張ってね・・・"と。
10年程前に亡くなられた、チャーンチャイさんの師匠から、
"日本に行くなら、必ず大本を尋ねなさい。自分たちと同じ
ような考えを持っている教えだから・・・"と聞いており、この
度実際に亀岡・綾部を尋ねる事が出来、節分大祭にもお参り
して、本当に師の言葉を実感しましたと・・・。
瞑想の目的は、日常生活の中で活かす事・・・。瞑想している
時間だけ心が穏やかでも、人と交わり日常生活を送る中で、
人の心が穏やかでなければ、世界中に平和は実現しないで
しょう。タイ式瞑想はそんな事を教えています・・・と。
『子どもたちは"国の宝"だから、しっかり育てて下さい。
よろしくお願いします。』と、何度も何度もお言葉を頂戴
しました。
益々のご活躍を、お祈り致します。
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