社会福祉法人 愛善信光会 定款

第一章 総則

(目的)

第1条この社会福祉法人〔以下「法人」と言う〕は、人類愛善の精神にもとづき、人は神の子・神の生宮であり、三つ児の魂百までと言う故事の精神に則り、在園児一人ひとりの尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに成長するよう保育することを目的として、次の社会福祉事業を行うものである。

  1. 第2種社会福祉事業 保育所 亀岡保育園 の設置経営

(名称)

第2条この法人は、社会福祉法人 愛善信光会という。

(経営の原則)

第3条この法人は、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実、効果的かつ適正に行うため、自主的にその経営基盤の強化を図るとともに、その提供する福祉サービスの質の向上並びに事業経営の透明性の確保を図り、もって地域福祉の推進に努めるものとする。

  1. この法人は、地域社会に貢献する取組として、子育て世帯を支援するため、無料又は低額な料金で福祉サービスを積極的に提供するものとする。

(事務所の所在地)

第4条この法人の事務所を京都府亀岡市北古世町1丁目18番1号に置く。

第二章 評議員

(評議員の定数)

第5条この法人に評議員7名以上11名以内を置く。

(評議員の選任及び解任)

第6条この法人に評議員選任・解任委員会を置き、評議員の選任及び解任は、評議員選任・解任委員会において行う。

  1. 評議員選任・解任委員会は、監事1名、事務局員1名、外部委員1名の合計3名で構成する。
  2. 選任候補者の推薦及び解任の提案は理事会が行う。評議員選任・解任委員会 の運営についての細則は、理事会において定める。
  3. 選任候補者の推薦及び解任の提案を行う場合、当該者が評議員として適任及び不適任と判断した理由を、委員に説明しなければならない。
  4. 評議員選任・解任委員会の決議は、委員の過半数が出席し、その過半数をもって行う。ただし、外部委員の1名が出席し、かつ外部委員の1名が賛成することを要する。

(評議員の任期)

第7条評議員の任期は、選任後四年以内に終了する会計年度の最終定時評議員会終結の時までとし、再任を妨げない。

  1. 任期満了前に退任した評議員の、補欠として選任された評議員の任期は、退任した評議員の任期満了時までとする。
  2. 評議員が、第5条に定める定数に足りなくなるときは、任期満了又は辞任により退任した後も、新たに選任された者が就任するまで、なお評議員としての権利義務を有するものとする。

(評議員の報酬等)

第8条評議員に対して、各年度の総額が100,000円を超えない範囲で、評議員会において別に定める報酬等の支給の基準に従って算定した額を、報酬として支給することができる。

第三章 評議員会

(構成)

第9条評議員会は、全ての評議員をもって構成する。

(権限)

第10条評議員会は、次の事項について決議する。

  1. 理事及び監事の選任又は解任
  2. 理事及び監事の報酬等の額
  3. 理事及び監事並びに評議員に対する報酬等の支給の基準
  4. 計算書類(貸借対照表及び収支計算書)及び財産目録の承認
  5. 定款の変更
  6. 残余財産の処分
  7. 基本財産の処分
  8. 社会福祉充実計画の承認
  9. その他評議員会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項

(会議の開催)

第11条評議員会は、定時評議員会として毎会計年度終了後3ヵ月以内に1 回開催するほか、必要がある場合に開催する。

(会議の招集)

第12条評議員会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が招集する。

  1. 評議員は、理事長に対し、評議員会の目的である事項及び招集の理由を示して、評議員会の招集を請求することができる。

(決議)

第13条評議員会の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の過半数が出席し、その過半数をもって行う。

  1. 前項の規定にかかわらず、次の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の3分の2以上の多数をもって行わなければならない。
    1. 監事の解任
    2. 定款の変更
    3. その他法令で定められた事項
  2. 理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに第1項の決議を行わなければならない。理事又は監事の候補者の合計数が、第15条に定める定数を上回る場合は、過半数の賛成を得た候補者の中から、得票数の多い順に定数の枠に達するまでの者を選任する。
  3. 第1項及び第2項の規定にかかわらず、評議員(当該事項について議決に加わることができるものに限る。)の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、評議員会の決議があったものとみなす。

(議事録)

第14条評議員会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。

  1. 議長及び会議に出席した評議員のうちから選出された議事録署名人二名が、記名押印する。

第四章 役員及び職員

(役員の定数)

第15条この法人には、次の役員を置く。

  1. 理事 6名以上10名以内
  2. 監事 2名以上4名以内
  1. 理事のうち一名を理事長とする。

(役員の選任)

第16条理事及び監事は、評議員会の決議によって選任する。

  1. 理事長は、理事会の決議によって理事の中から選定する。

(理事の職務及び権限)

第17条理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。

  1. 理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表しその
    業務を執行する。
  2. 理事長は、毎会計年度に4ヶ月を超える間隔で2回以上、自己の職務の執行状況を理事会に報告しなければならない。

(監事の職務及び権限)

第18条監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成する。

  1. 監事はいつでも、理事及び職員に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産状況の調査をすることができる。

(役員の任期)

第19条理事又は監事の任期は、選任後二年以内に終了する会計年度のうち、最終のものに関する定時評議員会の終結の時までとし、再任を妨げない。

  1. 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了時までとする。
  2. 理事又は監事は、第15条に定める定数に足りなくなる時は、任期の満了又は辞任により退任した後も、新たに選任された者が就任するまで、なお理事又は監事としての権利義務を有する。

(役員の解任)

第20条理事又は監事が、次のいずれかに該当する時は、評議員会の決議によって解任することができる。

  1. 職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。
  2. 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えられないとき。

(役員の報酬等)

第21条理事及び監事に対して、評議員会において別に定める総額の範囲内で、評議員会において別に定める報酬等の支給の基準に従って算定した額を、報酬等として支給することができる。

(職員)

第22条この法人に、職員を置く。

  1. この法人の設置経営する施設の長、その他重要な職員(以下「施設長等」という。)は、理事会において選任及び解任する。
  2. 施設長等以外の職員は、理事長が任免する。

第五章 理事会

(構成)

第23条理事会は、全ての理事をもって構成する。

(権限)

第24条理事会は、次の職務を行う。ただし、日常の業務として理事会が定めるものについては、理事長が専決しこれを理事会に報告する。

  1. この法人の業務執行の決定
  2. 理事の職務執行の監督
  3. 理事長の選定及び解職

(招集)

第25条理事会は、理事長が招集する。

  1. 理事長が欠けたとき、又は理事長に事故があるときは、各理事が理事会を招集する。

(決議)

第26条理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。

  1. 前項の規定にかかわらず、理事(当該事項について議決に加わることができるものに限る。)の全員が、書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたとき(監事が当該提案について異議を述べた時を除く。)は、理事会の決議があったものとみなす。

(議事録)

第27条理事会の議事については、法令で定めるところにより議事録を作成する。

  1. 出席した理事長及び監事は、前項の議事録に署名する。

第六章 資産及び会計

(資産の区分)

第28条この法人の資産は、これを分けて基本財産とその他財産の二種とする。

  1. 基本財産は、次の各号に掲げる財産をもって構成する。
    1. 京都府亀岡市北古世町1丁目28番地19、28番地17、28番地18、97番地所在の鉄筋コンクリート・鉄骨造ルーフィング葺・陸屋根・スレート葺2階建 亀岡保育園 園舎 1棟(1,857.12平方メートル)
    2. 京都府亀岡市突抜町43番3の土地(1,273.24平方メートル)
    3. 京都府亀岡市突抜町43番地3所在の木造スレートぶき平屋建 亀岡保育園分園あららぎ園舎 1棟(440.29平方メートル)
  2. その他財産は、基本財産以外の財産とする。
  3. 基本財産に指定されて寄附された金品は、第二項に掲げるべく速やかに、必要な手続をとらなければならない。

(基本財産の処分)

第29条基本財産を処分し、又は担保に供しようとするときは、理事会及び評議員会の承認を得て、亀岡市長の承認を得なければならない。ただし、次の各号に掲げる場合には、亀岡市長の承認は必要としない。

  1. 独立行政法人福祉医療機構に対して基本財産を担保に供する場合
  2. 独立行政法人福祉医療機構と協調融資(独立行政法人福祉医療機構の福祉貸付が行う施設整備のための資金に対する融資と併せて行う同一 の財産を担保とする当該施設整備のための資金に対する融資をいう。以下同じ。)に関する契約を結んだ民間金融機関に対して基本財産を担保に供する場合(協調融資に係る担保に限る。)

(資産の管理)

第30条この法人の資産は、理事会の定めに基づき理事長が管理する。

  1. 資産のうち現金は、確実な金融機関に預け入れ、確実な信託会社に信託し、
    又は確実な有価証券に換えて保管する。

(事業計画及び収支予算)

第31条この法人の事業計画書及び、収支予算書、資金調達及び設備投資の見込みを記載した書類については、毎会計年度開始の日の前日までに理事長が作成し、理事会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も同様とする。

  1. 前項の書類については、主たる事務所に、当該会計年度が終了するまでの間備え置き、一般の閲覧に供するものとする。

(事業報告及び決算)

第32条この法人の事業報告及び決算については、毎会計年度終了後、理事長が次の書類を作成し、監事の監査を受けた上で、理事会の承認を受けなければならない。

  1. 事業報告
  2. 事業報告の附属明細書
  3. 貸借対照表
  4. 収支計算書(資金収支計算書及び事業活動計算書)
  5. 貸借対照表及び収支計算書(資金収支計算書及び事業活動計算書)の附属明細書
  6. 財産目録
  1. 前項の承認を受けた書類のうち、第1 号、第3 号、第4 号及び第6 号の書類については、定時評議員会に提出し、第1号の書類についてはその内容を報告し、その他の書類については、承認を受けなければならない。
  2. 第1項の書類のほか、次の書類を主たる事務所に5年間備え置き、一般の閲覧に供するとともに、定款を主たる事務所に備え置き、一般の閲覧に供するものとする。
    1. 監査報告
    2. 理事及び監事並びに評議員の名簿
    3. 理事及び監事並びに評議員の報酬等の支給基準を記載した書類
    4. 事業の概要等を記載した書類

(会計年度)

第33条この法人の会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日をもって終わる。

(会計処理の基準)

第34条この法人の会計に関しては、法令等及びこの定款に定めのあるもののほか、理事会において定める経理規程により処理する。

(臨機の措置)

第35条予算をもって定めるもののほか、新たに義務の負担をし、又は権利の放棄をしようとするときは、理事総数の三分の二以上の同意がなければならない。

第七章 解散

(解散)

第36条この法人は、社会福祉法第四六条第一項第一号及び第三号から第六号までの解散事由により解散する。

(残余財産の帰属)

第37条解散(合併又は破産による解散を除く。)した場合における残余財産は、評議員会の決議を得て、社会福祉法人並びに社会福祉事業を行う学校法人及び公益財団法人のうちから選出されたものに帰属する。

第八章 定款の変更

(定款の変更)

第38条この定款を変更しようとするときは、評議員会の決議を得て、亀岡市長の認可(社会福祉法第四五条の三六第二項に規定する厚生労働省令で定める事項に係るものを除く。)を受けなければならない。

  1. 前項の厚生労働省令で定める事項に係る定款の変更をしたときは、遅滞なくその旨を亀岡市長に届け出なければならない。

第九章 公告の方法その他

(公告の方法)

第39条この法人の公告は、社会福祉法人愛善信光会の掲示場に掲示するとともに、官報、新聞又は電子公告に掲載して行う。

(施行細則)

第40条この定款の施行についての細則は、理事会において定める。

附 則

この法人の設立当初の役員は、次のとおりとする。ただし、この法人の成立後遅滞なく、この定款に基づき、役員の選任を行うものとする。

理事長
出口 光平
理事

豊田 秀夫
理事

奥田 宗弘
理事

大槻 詩郎
理事

俣野 一男
理事

関   一
監事

小林 正雄
監事

木田 繁雄
  1. この定款は、平成29年4月1日から施行する。

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