楽しみにしていた年長さんたちの『お泊まり保育』は、去る6月30日から7月1日、生憎の曇天・降雨模様の中でしたが、無事賑々しく開催されました。
30日午前9時15分、在園児や保護者の方々など、大勢の見送りを受けて二台の園バスで丹波自然運動公園へ移動。10時前に同所へ到着。天候はシトシトと小降り模様でしたが、雨カッパをはおり元気に大型遊具「ジャイアントスライダー〔45㍍〕」を滑ったり、公園内の散策など思い思いに楽しみました。
そして11時30分から、公園内の四阿で昼食・・・。お家の方の手作りのお弁当で大満足。小憩のあと12時30分、丹波自然運動公園を発ち、帰園しました。
帰園後はプールを楽しんだ後、各クラスでグループの先生方と挨拶をするなど、班行動が始まりました。午後4時からは全員で考え作り上げた、「なぞなぞやま」遊びに挑戦・・・。
苅田澄子作、はせがわさとみ絵の「なぞなぞやま」は、山のてっぺんに住むばあちゃん〔実は鬼ばあちゃん〕の家にいく途中、ようくんと、ごんたろうくんが、色んな問いかけ〔なぞなぞ〕に挑戦しながら進むと言う物語。
会場となった二階大ホールは、照明無しの真っ暗闇・・・。怖る怖る入っていくと、カッパが出て来て、「何時も、よっ!!と声をかけながら進む船はな〜に?」と。「簡単だよ、ヨット!」 「当たり!」
なお進むと、ろくろ首がにょろにょろ出てきたり、大入道が出てきたり、なぞなぞや力比べをしながら進んで行き、いよいよ「鬼ばあちゃん」のいるお家へ到着。鬼ばあちゃんからも「なぞなぞ」が出されたり、最後は記念写真に納まったり・・・。ドキドキハラハラの、楽しい時間となりました。
午後6時過ぎから夕ご飯・・・。年長組3教室で、調理室手作りのカレーライスを頂く。理事長・園長、調理室の先生方も各班に分散参加し美味しく頂戴する。ミニトマトやサラダを大好きだからとか、カレーライスも二度三度とおかわりする児も。中々の食欲でした。
7時半からは、生憎の雨天となったため、大本境内地で予定していたキャンプファイヤーは中止となり2階ホールでの行事に・・・。
全員手をつなぎ、大きな輪をつくり、「キャンプだホイ!!」や、フォークダンスなど、気持ちが高ぶり一気に最高潮・・・。
そんな中、スピーカーを通して、大地の神さまからのメッセージが流れて来た。大地や、水、火が、いかに大切か。お土や水や、太陽・お月様など、私たちは普段、何げなく過ごしているが、考えてみたら、とても大切なんだよ・・・と。みんな耳を澄まして、真剣な表情で神さまからのメッセージを受け止めていました。
その後も宝探しゲームなどがあり、賑やかな夜の集いもお開きとなり、それぞれのクラス〔分園も借用し〕で、就寝につきました。
7月1日は、午前7時に起床・・・。洗顔歯磨きなどのあとラジオ体操・・・。朝食後は、朝の散歩〔園周辺〕に出かけたりした後10時20分には、園児のみでの『終わりの集い』をもち、10時30分、保護者のお迎えで散会〔降園〕しました。
生憎の小雨まじりの2日間でしたが、年長さんたちにとっては、思い出に残る楽しい充実した2日間であったと思います。